ページビューの合計

2009年1月31日土曜日

三日月湖 お見舞い

 新任の先生の提案であろう。級長の私と、副級長の女の子と二人が代表で女先生をお見舞いに行く事になった。
 弁天山の裾を通って延々と一直線の続く田んぼの中の道を、1時間は歩いただろう。
 襖越しに「有難う、ご免ね」とお顔も見ないまま、お母さんに見送られ乍ら、お別れをした。
 当時は未だ薬も無く、恐れられていた結核だったのかも知れない。
 その後再度転校した所為もあり、2度とお目にかかる事も無かった。好きな先生だった。




0 件のコメント: