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2009年1月12日月曜日

虫も殺せぬ触れもせぬ

横浜に住む孫娘は小学4年生。遠足の帰りが遅いと心配で迎えに出た母親と途中に出会い、道々其の理由を。
 解散後女友達3人連れでの帰り路、路上に小鳥の亡骸が横たわっていた。そのままでは車に踏みつぶされてしまう、でも誰もが手を出せない、応援を求めたくても男の子の姿は見当たらない。鳥インフルエンザの懸念もしたそうだが、意を決した孫娘がリックサックの中に有ったビニール袋にくるんで、3人揃って学校に引き返し当直の先生に届けた。
 先生は花壇の隅に埋葬してくれたそうだ。
 そこ迄話すと極度の緊張の糸が切れて母親の胸で号泣したと。何しろ理科の観察に使った蚕を配布されたとき、怖くて手にする事が出来ず友達にお願いして持ち帰って貰ったと言う経歴の持ち主。
 子供達の気持ちを即汲み取れた先生。話を聴き嬉しくなった。賞賛のメールを送ると、「イエーイ有り難う、苦労しました」と返信が有りました。

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