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2009年2月2日月曜日

三日月湖 いじめ

 酔芙蓉の午後
 学区には3村あり、2村がライバル関係。私の居た北山村は少人数で中立の穏健派。何か(主に喧嘩)を始める時は村単位の悪共が徒党を組むことが多い。その一方の雄O村が相手。こんな時、暗黙の掟か。他の村は傍観者になる、敵にも味方にもならない。(この姿勢は現在の国際紛争にも有効らしい)
 親にも先生にも言わない、子供のプライドがそうさせていたのか。主に女性軍、そして良識派の無言のエールに励まされて、頑張っていたのであろう。
 何時か上級生の知る処となり、6年生の番長が2・3人の子分を連れて、助っ人に乗り込んでくれた。この番長は同じ村、そして姉のクラスメイト。
 衆目の中、相手を問われても、何故か答えなかった。その日はそれで終わった。が、状況は大きく変化した。

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